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平成21年度京都府予算に対する要望書を知事に提出。

平成20年11月20日、公明党京都府議会議員団は、府の来年度予算編成に対する要望書を、山田知事に提出しました。

 

 

京都府知事

  山 田 啓 二 様

 

平成21年度京都府予算編成に対する要望書

信頼回復・安心・安全、そして安定した京都の構築を目指して!

 

 今、国内外では、あらゆる分野において不安と不信が大きく渦巻いている。アメリカ発の世界的規模の金融危機、世界同時株安、輸出国日本を直撃する円高、その結果の景況悪化における不安。また、日常的な食生活では、農薬混入問題、汚染米の不適切な流通、産地偽装、賞味期限改ざん等、食の安全が脅かされる事案は後を絶たず、その解決法も見いだせていない現状にある。政治・行政においても、国民の信頼感が喪失していると言っても過言ではない。象徴的な年金問題では、ずさんな記録管理、意図的な改ざんで本来受け取るべき年金が減額されるなど、社会保険庁の悪質な業務体制は厳しく糾弾されなければならない。
また、公金の支出については、全国的に国の省庁、地方公共団体を問わず厳しい国民の眼が向けられている中、残念なことに京都府においても、いわゆる「裏金」と指摘されるものが発覚し、府民の信頼を裏切るものとなった。公金を取り扱うものとして、一層、襟を正して行く必要があり、議会においても同様である。そのような状況のなかで、今、求められているのは、この混沌とした不安感に満ちた現状を改革すべく、果断に府民目線で府民に直結した施策の展開で、府民に安心感を与え、その信頼感を回復させ、地方公共団体としての職責を果たすことである。
山田府政2期目の総仕上げとして編成される、平成21年度の予算策定に向け、公明党府議会議員団は、行政への信頼回復と知事が目指す「安心・安全」に加え安定した着実な府政のかじ取りを求め、別掲の予算要望を行う。よって山田知事におかれては、この予算要望を真摯に受け止められ、その編成に当たられることを強く要望するものである。

 

 

平成20年11月
公明党京都府議会議員団
団長   角替 豊
山口 勝
村井 弘
諸岡 美津
国本 友利
林 正樹

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