2015年11月16日、公明党京都府議会議員団は、城福副知事と面談し「青少年の薬物乱用防止対策に関する緊急要望」を手渡しました。この後、府教育長と府警察本部長宛てにも緊急要望を提出しました。
京都府知事
山田 啓ニ 様
平成27年11月16日
公明党京都府議会議員団
青少年の薬物乱用防止対策に関する緊急要望
近年、青少年による薬物のまん延が懸念される中、京都においても小学6年
の男児のほか、高校生による大麻をめぐる事件が相次いでいる。 スマートフォ
ンの普及で安易に薬物に近づく若者たちを取り巻く状況は憂慮すべき情勢にあ
り、 生活環境の改善や、 徹底した乱用防止教育が急務となっている。
全国的に未成年者の大麻汚染をめぐる検挙数が増加傾向にある中、本府にお
いては、府教育委員会、市町村、京都府警など関係機関との連携を強化し、 青
少年を中心に広がりをみせる薬物乱用の実態把握に努め、次の対策を講じられ
るよう強く要望する。
記
1.青少年を取り巻く薬物乱用に関する早急な意識・実態調査を実施すること。
2.小・中・高校生・各種学校を対象とした「薬物乱用防止教室」の全校での早
期実施、及び各種学校生や大学生への啓発を促進すること。
3.学校、家庭、地域の連携ネットワークを強化し、より一層の総合的な非行防
止対策に取組むこと。