2017年2月3日 「1月の大雪による雪害対策に関する緊急要望」を、山田知事に提出しました。
京都府知事
山田 啓ニ 様
平成29年2月3日
公明党京都府議会議員団
1月の大雪による雪害対策に関する緊急要望
本年 1 月中旬から下旬にかけて、 京都府北中部では近年にない大雪となり、
ビニールハウスの倒壊によって 1 名の方が尊い生命を失うなどの人的被害、また
農林水産業を中心に過去10年で最大規模の甚大な被害が発生している。
公明党京都府議会議員団は、発災後早期に被災市町の公明党議員と連携を図
りながら、被害状況や要望の把握に全力を挙げているが、調査 ・ 確認が進むにつ
れ、農林水産業への被害の実態は更に拡大するものと見込まれており、今後の当
該地域における経済や生活などへの影響を懸念している。
山田知事におかれては、同月26日に現地へ赴き農業被害の状況を視察調査す
るとともに、関係部局による被害実態把握につとめいているところである。
公明党議員団は被害の甚大さを鑑み、以下の通り、当該市町や関係団体と連携
強化による早急な復旧 ・ 復興支援に、本府が全力を挙げることを強く要望するもの
である。
記
1 . 被害実態の全容把握を早急に取り纏め、復旧 ・ 復興に全力を挙げること。
2. 雪害対策のための補正予算を早期に編成すること。その際、以下の事業に
ついても具体化すること。
(1 )倒壊等の被害を受けた農業関係施設 ・ 設備(パイプハウス等)の撤去 ・復
旧等に要する経費への助成を行うこと。
(2) 被害を受けた冠雪被害木を伐倒除去し、再造林する経費への助成を行うこ
と。
(3 )高齢者・ 障がい者・ ひとり親世帯等に対し、市町が実施する除雪作業の委
託や除雪機械の購入助成への支援を行うこと。
(4) 府管理道路における除雪に要する事業費を確保すること。
3. 大雪による道路通行止め等道路情報については、適時適切な周知徹底が図
れるよう取り組むこと。