2012年11月21日、公明党京都府議会議員団は、府の来年度予算編成に対する要望書を、山田知事に提出しました。
京都府知事 山田啓二様
平成25年度京都府予算編成に対する予算要望
[防災・減災対策の強化で、生命を守る京都府政の発展を]
今、世界も日本も大きな変化の真っただ中にある。リーマンショック以後十分
な景気回復がないうえ、追い打ちをかける記録的な円高、ブーメラン現象といえ
る産業への打撃、さらにユーロ危機が日本経済の前途に暗い影を投げかけて
いる。
国内では、東日本大震災の復興、少子高齢化で待ったなしの社会保障制度の
改革、デフレ経済脱却による景気回復、巨大地震等自然災害への備えなど国民
の命を守る防災・減災対策の強化、原子力発電の安全対策や再生可能エネル
ギーの推進、地域主権型道州制の導入等、国の進路を問い直す課題が山積して
いる。今こそ、確固たる信念のもと、[日本再建]に立ち向かわなければならない。
京都府においても、税収が減収する中、円高から府内企業を支え、地域雇用を
守り、府民福祉のさらなる向上とともに、集中豪雨や大地震への対策など、防災・
減災への取組が喫緊の課題となってきている。
公明党議員団は、住民福祉のさらなる増進に向け、その役割を今まで以上に
果たしながらこれらの課題に対処するとともに、地方分権を進め、雇用を創り、府
民の生命を守り、生活を支えるための希望の持てる京都府づくりを求め、ここに
平成25年度の予算要望を提案する。
よって、山田知事におかれては現下の状況を踏まえ、この要望を予算編成に反
映されることを強く要望する。
平成24年11月
公明党京都府議会議員団
団長 山口勝
代表幹事 村井弘
諸岡美津/林正樹/小鍛治 義広